FRUITS ZIPPER│FRUITS ZIPPER

FRUITS ZIPPER

FRUITS ZIPPER

   

2026.02.0114:17

FRUITS ZIPPER 真中まな&松本かれん「この7人ならどこにでも行ける」――東京ドーム公演直前、今の心境を語る

2026年2月1日、FRUITS ZIPPERは東京ドームで『FRUITS ZIPPER SPECIAL LIVE 2026「ENERGY」』を開催する。




 2025年は、3rdシングル『KawaiiってMagic』でオリコン週間シングルランキング1位(オリコン調べ)を獲得し、『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』で「最優秀アイドルカルチャー楽曲賞」を受賞するなど、躍進の勢いを加速させた。さらに神戸ワールド記念ホール/さいたまスーパーアリーナでの3周年公演、台北、上海、ソウルを巡る初のアジアツアーを経て、年末には「かがみ」が『第67回 日本レコード大賞』優秀作品賞を受賞、『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)にも初出場した。だが、世間的には順風満帆に見える歩みの裏側には、最高のライブを更新し続けるための試行錯誤や、踏ん張りどころが確かにあった。

 リアルサウンドでは、真中まなと松本かれんにインタビューを行い、『紅白』のステージに立った感想、ふたりがライブで大切にしていること、そして東京ドーム公演目前のリアルな心境を語ってもらった。迷いを抱えた日も、前を向けた理由がある――その“現在地”に触れることが、当日のライブをいっそうエモーショナルに楽しむための手がかりになるはずだ。(川崎龍也)


悲願の『紅白歌合戦』出場を振り返って

――まず直近のトピックとして、『第76回NHK紅白歌合戦』の振り返りから聞かせてください。2025年のいろんな挑戦や積み重ねを経て、年末にあのステージへ立ったことは、グループにとって大きな節目でもあったと思います。実際に立ってみて、いかがでしたか?

真中まな(以下、真中):きゃんちゅー(CANDY TUNE)の背中が大きすぎて、ありがたかったです(笑)。

松本かれん(以下、松本):それはそう!

真中:「倍倍FIGHT!」でめっちゃ泣きそうになりました。

松本:まなふぃ(真中)、曲を聴いていなくても「倍倍FIGHT!」のことを考えるだけで泣いたりするんですよ(笑)。

真中:いい曲だよね。きゃんちゅーが歌うと、ほんとにいいなって……。

松本:『レコ大』のときにみんなで「もしかしたらきゃんちゅー、大賞いけるんじゃない?」って、メンバーみんなで話していたんですよ。そしたらまなふぃ、取れたときのことを想像して泣いていました(笑)。

真中:『レコ大』って、大賞に選ばれたらもう一度歌えるじゃないですか。最後に「倍倍FIGHT!」で番組が終わるところを想像したら、もう涙が……。

松本:でもわかる。私も〈忙しなくて疲れたならちょっと休むかい?(倍REST)/私たちがいつもそばにいるからさ〉のところで毎回泣きそうになる。

真中:そのあと、自分たちも歌わなきゃいけないので、泣けなくて辛かったです。



――CANDY TUNEさんの次にみなさんが登場する流れのなかで、マイクを受け取る場面もありましたよね。

真中:バトンタッチでマイクをもらったんですけど、もう堂々としすぎていて。「頑張ります、ありがとう」みたいな気持ちでした。

松本:私、びびちゃん(村川緋杏)からマイクをもらったんですけど、びびちゃんがバトンタッチしてくれるときに、すっごいニコニコでいっぱい喋ってくれていて。私、イヤモニつけていたから聞こえてないんですけど、「めっちゃ喋ってる!」って思って、それで元気になりました(笑)。ステージに出てからも、びびちゃんが楽しそうで、いつものびびちゃんすぎて安心しました。

真中:でも、かれん嬉しくて泣いていたよね。

松本:私、嬉し泣きってほとんどしないんですよ。嬉しいときって笑うじゃないですか。でも『紅白』は、自分たちの出番が終わってはけたときに泣きそうになって。しかもそのあとも出番が詰まっているから、いま泣いたらメイク直すのが大変だと思って、できるだけ身内を見ないようにしていました。スタッフさんとか衣装さんとかメイクさんとか、廊下で泣きながら待ってくれていて、それ見たらもう泣いちゃうから……壁か、知らない人だけを見ていました(笑)。でも、「あ、私も嬉しくて泣くんだ」って思いました。

――一昨年、『紅白』に届かなかった悔しさもあったと思います。その経験があったからこそ、今回の決定や当日を迎えるまでに、ファンの存在が支えになった場面も多かったのではないでしょうか?

真中:自分たちが出たいっていうのももちろんあったけど、「出ているところをみんなに見せたい」って気持ちも強かったです。自分たちは出られなくても前は向けるけど、出られなかった時の周りの人とか、応援してくれた人のことを考えたら悔しい思いもあって。だから「絶対出たい」って思いました。

松本:一昨年出られなかったとき、ファンの人が想像以上に悔しがってくれたり、泣いてくれたりして。みんなが一緒に強い気持ちを持ってくれていたから、「絶対出なきゃ」って思いましたし、去年はファンの人が「ふるっぱーを連れて行くぞ」みたいに言ってくれていたから、私も「一緒に行かなきゃ」って強く思いました。



――FRUITS ZIPPERのファンはそういうところが温かいですよね。

真中:めっちゃ優しい。

松本:あと、思い出した! ファンの方が、イベントで教えてくれたり、SNSで見かけたりしたんですけど……『紅白』の出場がまだ発表される前の段階から、観客席の申し込みにたくさん応募してくれていたんです。私たちが「絶対に出る」って信じて、先に動いて、先に待ってくれていたんだなって。それを知ったときに「FRUITS ZIPPERのファンっていう感じがする!」って思って、すごく嬉しかったです。

――今のお話を聞いているだけでも、「応援してくれているファンと一緒に辿り着きたい」という気持ちが強かったんだなと伝わってきます。そうした手応えも含めて、あらためて2025年の1年を振り返ると、どんな時間だったと言えますか?

真中:去年はもう、覚えていられないくらいいろんなことがありすぎて。年末も取材で「今年はどんな1年でしたか?」って聞かれるたびに、みんなで少しずつ話しながら振り返って、「え、これも今年だったんだ!」「まだ1年経ってないんだ」って思うことが本当に多かったです。7人揃わない期間もあったから、苦しいこともたくさんありました。ファンの方も不安だった時間が長かったと思うんですけど、そのなかで「信じてもらうこと」と「信じてあげること」の大切さを、身をもって実感した1年だったなと思います。

松本:去年は今まででいちばん「辛いな」って思うときが多かったかもしれないです。でも今考えると、去年でめっちゃ強くなった気がする。『紅白』に出られたときも、終わったあとに思ったんですけど、辛いこともいっぱいあったけど、いい結果で年を終えているし、「全部やっといてよかった」って思えたのが、自分でめっちゃ嬉しかったです。辛いことを乗り越えたからこそ、嬉しい思いも強まったのかもって思えるようになったから、本当に感謝だなって思いました。

真中:いま東京ドームのリハーサルをしていて、前だったら絶対泣きながらやっていたようなことでも、「これやったことある」「この苦しさは知っているけど、どうにかなる」って思えるようになっているんです。多分、私たちが2年目とか去年の頃に同じ状況だったら、絶対みんな号泣していたと思います。でもいまは、苦しいながらも普通にできているので、そこは「成長したな」って思います。自分にとって難しいことって、ただしんどいだけじゃなくて、越えたら同じことが来ても見え方が変わるというか。どんどん強くなれている気がして、嬉しいです。

――松本さんも涙は減りました?

松本:涙は……(笑)。

真中:減ってる減ってる!

松本:減っているらしいです(笑)。新しい振り付けを覚えるとき、前は絶対泣いていたんですけど、いまは減りました。この前、新曲の振り入れで久しぶりに心が折れかけて泣きそうになったんですけど、まなふぃが気づいていて、でも何も言わないでいてくれたんです。「大丈夫?」って言われたら、その瞬間に泣き始めちゃうから。チラチラ見て、ほっといてくれて、終わったあとに「こうだったよね」って言ってくれて、理解されていました(笑)。だから最後まで泣かずに終われました!




夢の東京ドーム公演――発表直後に芽生えた想い「本当にできるのかな」

真中まな
――『さいたまスーパーアリーナ25周年 FRUITS ZIPPER 3rd ANNIVERSARY 超超超めでたいライブ -さん-』で東京ドーム公演が発表されたときは、どんな心境でしたか?

真中:やりたいなって思っていましたし、いい意味で「できる」って思っていました。取材でも「次の目標は東京ドームです」って答えていましたし、もうメンバーのなかに“次はドーム”があったんですよ。サプライズって理解するまで時間がかかったけど、理解した瞬間に「あ、東京ドーム来たかも」って思って。(発表映像に)“禁断の5文字”と出た時点で、フライング泣きしました(笑)。「やばい、決まった」って。ただ、6人のときに発表するって誰も思っていなくて。月足(天音)がちょうどお休みしているなかでのさいたまスーパーアリーナ公演だったので、「戻ってきてからかな」って勝手に思っていたんです。決まるだろうって自信はあったんですけど、実際に「決まりました」って現実になるのは全然違って。「来ちゃった……」って感じでした。

松本:発表が終わった直後は、テンション高く「イェーイ!」って言っていたんですけど……。当時、気持ち的に落ち込んじゃうことが多い時期で。

真中:終わったあと、かれん号泣してさ。

松本:そう、泣き崩れちゃって。嬉しいことだし、「東京ドームに行きたい」ってずっと思っていたんですけど、発表が終わった瞬間に逆に不安になっちゃったんですよね。「ちゃんとそこまで行けるのかな」「本当にできるのかな」って。行きたいのに、急に自信がなくなってしまって、「私、本当に東京ドームに行けるのかな・・・」って、なぜか思っちゃって。そしたら勝手に悲しくなって、泣いていました(笑)。でも今になって、ちゃんとここまで来られているから、めっちゃよかったなって思います。


――FRUITS ZIPPERのみなさんって、常に目標をしっかり言葉にしてきたグループだな、と思うんです。東京ドームの目標もそうですが、そうやって“公言する”ことは、やっぱり自分たちを奮い立たせるために、意識的にやっている部分もあるのでしょうか?

真中:「この人と共演したい」みたいなことは、実現に繋がるかもしれないから「言っちゃえ!」って感じはあります。でも会場に関しては、どちらかというと各々が本気で言っているだけ、っていう感覚に近いかもしれないです。言ったら叶う、というより、言って“叶えなきゃいけない状態”にしていく追い込みでもあるし、ファンの人に期待を持ってほしいって意味もある。ただ、別に「言わなきゃいけない」って決めているわけでもないんですよね。お互い、気づいたら言っていて、気づいたらそれが次の目標として当たり前になっていて。なんでこんなに「言って叶えて、言って叶えて」になっているのかは、正直私たちもあんまり分かってなくて……。最初はもちろん夢で、「武道館でライブができるアイドルになりたい」みたいに言っていたんですけど、だんだん「次の目標は何ですか?」って聞かれて、それに答えるようになってきたあたりから、具体的になっていったのかもしれないです。

――日々のスピード感というか、常に何かに追われているような感覚もあると思うんです。この先も含めて、この目まぐるしい勢いについてはどう受け止めていますか?

真中:ちょうど今はリハーサル期間なので、決まった時間に終わって家に帰れちゃったりして、そこまで「追われてる!」って感じはないんですけど、またありがたいことに忙しい日々が始まったら、「自分はどう感じるんだろうな」とは思います。でも私、ちょっと変わっていて、忙しくて予定がたくさん詰まっているのが嬉しいなって思っちゃうタイプなんですよ。

松本:まなふぃの偉い話していいですか? 東京ドーム公演が終わったあと、ちょっと落ち着くタイミングがあったら、長めの休みをひとりずつもらえるかも、みたいな話があったんですよ。そしたらまなふぃが、スタッフさんに「休まないで全然仕事しますよ」って自分から言っていて。だから、まなふぃは休まないかもしれないって聞いて、「偉い!」って思いました(笑)。

真中:本当に長期の休みだったら「テーマパークに行きたいな」とかはあるんですけど、そうじゃないと、さすがに一緒に行く人もいないし、そんな長い休みをもらっても……って思ってしまうんです。あと、仕事しなかったら、逆に体調崩しそうだなって。

松本:しかも、偉いエピソードその2があって。まなふぃって、仕事がない休みの日に限って、絶対に熱を出すんですよ(笑)。仕事中はめっちゃ忙しくて寝る時間が少なくても、気を張って頑張っているから大丈夫なのに、休みの日に家で1日中熱出して寝ていたりする。

真中:そう。だから「休みがあると熱出ちゃうから、休みいらないです」っていうのもあります(笑)。

松本:すごい(パチパチ)!


――今のお話を聞いて思い出したのですが、以前もインタビューで、真中さんは「休みが怖い」と話していましたよね。

松本:じゃあ同じこと言ってた。昔から(笑)。

真中:でも分かる。昔からなんですけど、レッスンを休んでリフレッシュするのも大事だよって、たまに言っていただいたりするじゃないですか。でも私は、休んで足を止めることが怖いって思っちゃうんですよね。ずっとコンスタントに働いていたい、みたいなのはあります。

――そのお話を聞くと少し心配にもなりますが、それが真中さんにとってのルーティンなんでしょうね。

真中:そうなんです。何かをやってるほうがむしろ安心するし、自分のことを好きでいられるなって思う。ただ本当に、メンバーによっては違う考えのメンバーもいるので、“真中まな”としての意見です(笑)。

松本:はい。私は休みをいただけるのはありがたいです(笑)!。

――みなさんが目標に掲げていた東京ドーム公演が目前に控えています。あらためて振り返ると、東京ドームにまで至ったきっかけや、意識の変化のようなものはありましたか?

真中:でも、結構ずっと自信あるよね、私たち。

松本:うん。これがきっかけみたいなのはあんまりないかも。最初から、そんなに変わってない気がします。

真中:それが、だんだんリアルになっていっただけなんです。最初から「武道館に行きたい」とか「『紅白』に出たい」とか言っていたけど、嘘の気持ちで言っていたわけじゃなくて。表面上キラキラしたこと言っておこう、みたいなノリじゃなくて、本当に「いつか行けるでしょ」って思って言っていたのが、だんだん「今年行きたいね」みたいに距離が近くなっていっただけなのかも。もともとみんな、グループに対してめっちゃ自信があります。

松本:結成したばかりの頃にも「『紅白』行こうね」って話していたけど、みんな普通に「行ける」って思っていて。周りがそのテンションだったから、私も「行こう行こう、絶対行こうね」って。ほんとに、普通に行けると思っていました(笑)。

松本:私は、結成時に集まった7人を見た瞬間になぜか「特別な7人組だ」って思ったんです。会ったばっかりなのに(笑)。だから、「この7人ならどこにでも行けるんだろうな」って、ずっと思っていました。だから、あんまり変わってないのかも。

真中:曲も衣装も、まだ何も決まってない段階でしたし、何に自信があるのかも説明できないくらいなんですけど、その日に会って、「よし、行こうね」って……今思うとおかしいですよね(笑)。

――でも、その最初のスタンスが変わらずに、こうして3年以上続けてこられたこと自体が、東京ドームに繋がっている部分もあるのかなと感じました。

真中:そうなのかもしれないです。私たち、当時からある程度年齢は大人ではあったんですよ。でも、そういう意味ではめちゃくちゃ純粋というか。「行こうね」って言っていた気持ちが、ずっと変わらないんです。ファンの人もめっちゃ自信家が多いんですよ。「ふるっぱーならいけるよ」って言ってくれる人が多いので、私たちも「そうなのかな」って簡単に乗せられちゃう(笑)。いまもファンの方が「次は国立(競技場)だね」「スタジアムだね」って言ってくれるんです。そう言われると、こっちもついその気になって、「じゃあ行ってみようかな」って思っちゃいます。

松本:FRUITS ZIPPERのファンの人とメンバーは考え方が似ていると思う。みんなおだて上手(笑)。


真中まな&松本かれんに共通する“ライブ”との向かい方


――東京ドーム公演を目前に控えた今、あらためてここまでの活動を振り返ると、本当にたくさんのライブを経験してきたと思います。それぞれ、特に印象に残っているライブを挙げるとしたら、どの公演になりますか?

松本:初めてのツアー『FRUITS ZIPPER 1st LIVE TOUR 2023 -WINTER- ♡BE AT THE HEART♡』の名古屋公演です。ツアーのために練習期間が続いて、しばらくファンの人に会えなかった時期で、しかも当時ちょっと落ち込んでいたりして、体調も悪くなってしまったんです。でも久しぶりのライブが本当に楽しすぎて、ファンの人たちもめっちゃ楽しそうで、「辛いことがあっても、こんなに楽しいならいっか」って思えたんです。その日から「ライブってほんと楽しい」って強く思ったから、ずっと覚えています。

真中:2022年の年末に台湾・台南市のカウントダウンイベント『台南好Young耶誕跨年』に出させてもらったときですね。その頃の私たちは、たとえばSpotify O-EASTとか、白金高輪SELENE b2に初めて立ったときにも「こんなに大きい会場でやらせてもらえるんだ」って毎回思っていたはずなのに、それでも7万人の景色を目の前にしたら、「まだ私たち、7万人を超えられてないんだ」って現実を突きつけられて。いい意味ですごく食らいました。

――会場規模が大きくなるにつれて、ライブの作り方や意識は変わりましたか?

真中:近いライブハウスだと、ダンスを揃えよう、歌をこうしよう、で終わっていたんですけど、大きい会場になると、照明をもっとこうしたい、映像を出したい、火を使いたい、この曲はトロッコが映える、ここは絶対踊りたい、みたいに意見を出し合うようになりました。大きい会場じゃないとできないことが増えるから、俯瞰して想像する時間が増えたと思います。


――それはきっかけがあったんですか?

真中:それこそ『FRUITS ZIPPER 3rd ANNIVERSARY 超めでたいライブ -さん-』で、「やりたい」って言っていたことが思ったように実現できなかった時期があって。全力でやったとはいえ、「この曲ならこの演出の方が噛み合ってた」って自分たちも分かるから、もっと話したい、って強く思うようになって。そこから8月の追加公演に向けて、形にできた感覚があります。

松本:私、おっきいステージに立つようになって成長したことがあって……高いところに慣れました(笑)。武道館の演出で初めて高いところに行った時も怖すぎて。さいたまスーパーアリーナの練習も高いところが多くて怖い気持ちだったんです。でも今回の東京ドームに向けた練習で、前までは両手でバーを持ってないと(クレーンに)乗れなかったのに、両手を離せたり、片足で立てたりできるようになっていて。「克服してる!」って思って、めっちゃ嬉しかったです。

――大きな成長ですね。

松本:でもちなみに練習で高いところ怖くて、まなふぃ泣いてました(笑)。

真中:スタッフさんに「顔色が悪い」って言われました……。

松本:静かにひとりで泣いていて、リハ中にああいうまなふぃ見たことないから、可愛かったです(笑)。

――(笑)。FRUITS ZIPPERは、ライブを通してファンとの距離を縮めてきたグループだと思うんです。おふたりがライブで大切にしていることはありますか?

松本:「楽しい」って思いながらやることです。ライブ中って笑ったり、ニコニコしたりするじゃないですか。でも「よし、いっぱい笑おう!」って作るんじゃなくて、本当に楽しくて勝手に出ちゃう笑顔のほうが、絶対かわいいと思うんですよ。だからなるべく、気持ちを無理やり上げるっていうより、ちゃんと「いま楽しい!」って思える状態でいることを大事にしています。

真中:私もライブで大切にしているのは、最後に「楽しかった」で終われることです。失敗して悔しいと思う瞬間はあるけど、それでも最後は「楽しい」が勝つのが理想。ファンの方に「歌、上手くなってた」「このダンスが好き」って言ってもらえるのももちろん嬉しいんですけど、「楽しかった」って言ってもらえるのが何より嬉しいです。


――最後に、東京ドーム公演目前のいまの心境をあらためて聞かせてください。

真中:「やばい」って感じはあるけど、できると思います。ふるっぱーなら大丈夫! 来てくださった方が「次のライブでふるっぱーは何してくれるんだろう」ってワクワクして帰ってもらえたらいいなって思います。

松本:いまは逆にまだ緊張してないんですけど、いつもこう言って本番めっちゃ緊張するんですよ(笑)。失敗して「あそこ間違えた」「これ歌えなかった」ってならないように、頑張りたいです。

――今日のお話を聞いて、当日がますます楽しみになりました。

松本:なるべくたくさん練習して、楽しい気持ちでできるように頑張ります!

真中:ダンスも歌も上手い子がいっぱいいるなかで、自信がなくなるときもありました。でも練習した分だけ自信になる。だから「練習したから大丈夫」って思って、自分が自信を持った状態でステージに立っているところを見てもらいたいですし、いつも見てくれている人が「まなふぃ頑張ったんだな」って思ってくれるくらい、完成した状態で届けたいです。





FRUITS ZIPPER BLOG一覧